マルとバツ

ふと思い出した文化の違い。
日本人なら小学生でもわかる単純な記号、マルバツが、カナダでは通じませんでした(爆)


過ぎし日、ボスに実験結果を報告していたogojone。
ノートを指して「この反応は上手くいって(○)、これは駄目(×)で…」と説明をしていたら、ボスが渋い顔で「これはどういう意味だ?」と聞くのです。
てっきり結果が不満なのだと思ったogojoneが考察と次善策を説明するも、ボスの眉間の皺は消えず…
再度、実験の経緯を説明してやっと○×記号の意味が通じていなかったことが判明しました。
この間、「(説明が通じず)英語力不足なのか?」「働きぶりが気に入らないのか?」と、深く落ち込んだogojoneが二度と実験ノートに記号を使わなくなったのは言うまでもありません(苦笑)


由来は調べきれていませんが、○を正解、×を不正解とするのは日本独特の文化のよう。
北米では、テストの採点で正解にマルは付けないし、間違っていたらチェックマーク(レ点)だったり、記述ならアンダーラインが引いてあったり。とてもシンプルなものです。(マルをたくさん付けてくれる日本の先生方は優しい!!)
○×クイズも「True」or「False」になってしまうので、テンポというかノリというか、どうも調子が崩れる…
たかが記号、されど記号。
本日、「(報告書の)この表は○×で良いよ」と言う上司に、素直に従い切れなかったogojoneでした。