Bon Holiday

ステキな響きのタイトルです(笑)
祝日は国や地域によって異なるので、外国では話題に上るネタのひとつ。
私が聞かれた日本の祝日で印象的だったのは…
1.敬老の日
  日本の銀行が休みだと知った秘書さんに何の為の祝日かと聞かれたので、「Elder citizen's Day=お年寄りを大事にする日」だと説明したら、えらく感慨深げに「Elder citizen's Day…」と繰り返されました。
  長寿大国日本ならではの祝日は説得力が絶大だったようです(笑)
2.お正月
  日本のお正月が中国と同じ旧正月だと信じ込まれていることには閉口しました。
  しかも、何度説明して覚えてもらえない!!??
  毎年、一月中旬になると「Happy New Year!!」とか「正月は国に帰らないのか?」などと言われ、「やはり欧米人にとってアジアは一括りなんだなぁ」と、新年早々もの悲しい気持ちにさせられたほろ苦い思い出の詰まった祝日です(苦笑)
3.お盆
  最も説明に窮したのが「お盆」
  Q. お盆はnational holidayじゃないから、カレンダーには載っていない。なのに何故、皆休みをとって故郷に帰るのか?
  A. 仏教行事が根底にあるcultural holidayで、日本人にとってはお正月同様に大事な祝日である。
  Q. どうしてそんなに大事な日なのにpublic holidayではないのか?
  A. 特定の宗教の習慣を国の祝日に指定するのは良くない&地域によって時期が異なるから。
  Q. 仏教徒に限らず盆休みは8月に取るじゃないか!!
  A. そもそもご先祖様の霊が帰ってくるという民俗信仰があって…云々かんぬん


  外国人にお盆を説明するのは非常〜に難しい!!!!(笑)


さらに今夏、関東では「お盆」が7月だと知り、生まれて初めてきゅうりとなすびの精霊馬を目にして、ogojoneにとっての「お盆文化」はより奥深いものになったのでした(笑)