interview

話し始めると長いボスの話はどんどん脱線して就職の話に。
北米での面接(interview)は一日がかりだそうです!!
例えば大学で新たに教員を雇う場合、
1.セミナー。
2.ランチを摂りながらディスカッション。
3.大学構内を案内しつつ、学部の全スタッフを紹介。軽い会話。
4.夕食。アルコールを交えてさらに会話。
が普通で、二日間に及ぶ場合もあるとか。
しかも採用・不採用は学部の全スタッフが投票で決めるそうです。
そこで、日本では概ね面接は二、三時間で、教授陣にしか決定権がないことを説明すると「それはヨーロッパのような階層主義(hierarchy)だ。一票の重みは教授もテクニシャンも同じ。これこそ民主主義(democracy)だろう?」と、誇らしげに返されました(笑)
日本が書類重視、選ばれた者がより優秀な人物を見定める密室型採用システムだとすると、カナダは人物重視、学部を挙げて気持ち良く働ける仲間を選ぶオープンシステムなんですねぇ…