housing

週末、ご近所でモデルハウスの見学会がありました。

「カナダのマイアミ」(笑)としてシニアに人気のナイアガラ地域ですが、「こんな時期に…?」と思ったので今回はちょっと経済のお話。


2007年のアメリカ発世界大不況でも比較的被害が少なかったカナダでは不動産バブルが続いており、個人の債務負担率は150%以上!! カナダ版サブプライム危機が起こるのではと度々ニュースになっていました。
しかし、国民全体の利益を最優先するカナダ政府は、2010年夏以降、政策金利の引き上げ、住宅ローンの規制の厳格化などの対策を講じ、見せかけの経済成長よりも経済の健全化を計っています。政府も国民も賢いですね。


さて、問題のモデルハウス。池を埋め立てて宅地造成した土地にポツーンと4棟建てられていました。
健全な経済活動の下、この土地が住宅で埋まる日が遠くないと信じたいと思いました。