Horse & Buggy

週末、St Jacobsに行ってきました。(知人の運転で(苦笑))
近代文明を拒絶し、19世紀のままの生活を続けているメノナイト(アーミッシュ)と呼ばれるキリスト教の一派の人々が暮らす町です。

「電気も車も使わず、自給自足生活を送り、メイプルシロップとパッチワークキルトが名産」と聞いていたので、静かな田舎町を期待していたのですが…

町に入る直前の交差点からいきなり(カナダにあるまじき)渋滞!!
駐車場にも苦労して、なんとかたどり着いたファーマーズ・マーケットは実に巨大でインターナショナル!! 商品は食料品に限らず、フォルクローレ流れてるし、アジアン雑貨売ってるよ〜???
ダウンタウンの土産物ショップでも、ネイティブアメリカンの雑貨や和風の食器が並んでいて???

正直「観光地化され過ぎていて興醒め…」と思わずにいられませんでしたが、資料館で勉強したところによると「伝統を遵守するold orderと呼ばれる一派は少数」「隣人愛を大切にするため国際協力に積極的で、信者はアジア、アフリカ諸国にも多数」だとか。奇妙な出店もちょっと納得。
「文明を拒絶する=排他的」ではなくて、むしろ開かれたコミュニティになっているところに感心。
でも「メノナイトは食事に制約がないから、マクドナルドで見かけることもある」という話には笑うしかありませんでした…(苦笑)