Visa

クリスマスホリデーのこの時期、ラボメイトから「旅行用のビザを申請しなきゃ/取りに行かなきゃ」と聞く度に「(国際的に優遇されている)日本国民で良かったわ〜♪」と喜んでいたogojoneでしたが…そんな私の身の上にも査証の問題が!!!!
ワーキングホリデー制度と積極的な移民受け入れ政策のおかげで入国審査が緩やかというイメージを抱かれがちなカナダですが、当然のことながら学生なら就学ビザ(Study Permit)、労働者なら就労ビザ(Work Permit)が必要です。
ogojoneは2009年10月から2011年9月までの二年間契約でボスに雇用されていたため、10月以降の契約更新後は就労ビザも延長する必要がありました。
二年前、日本国内から在日カナダ大使館に申請した時は3週間で届いたビザ。カナダ国内からの申請ならばさぞ早かろう(しかも同じ雇用主だし)と、高をくくっていたogojoneはまだまだまだまだ甘かった!!
8月下旬に延長申請したっきり、三ヶ月経って12月に入っても梨のつぶて。HPには処理日数は80日程度と書いてあるし、中国人ポスドクもビザの延長に三ヶ月程度かかったと言っていたけれど…
当局に直接電話するも「審査中」「待て」の一点張りで、何か不備があったのではと心配は増すばかり。
申請から15週間が過ぎ、電話口の係員も「その日の申請分は処理済みのはず(遅れている理由はわからないので待つしかない)」と言い出して、ogojoneの不安はMAX!!!
藁にもすがる思いで、学会準備に忙しいラボメイトに泣きついて、代わりに電話をかけてもらうことにしました。
実は彼女、中国人ポスドクのビザ申請の際も、電話をかけたその日に「発行されました」のコメントをゲットした幸運の女神(笑)今回はどうかしら???
当局に電話をかけて、自動音声ガイドに従って申請番号を入力し、処理状況を確認すると…「昨日、許可が下りて、発行されました」のコメント!!!! BRAVO!!!!! さすが幸運の女神様!!
無事Work Permitが手元に届いて、冷静に考えてみると、移民や外国人労働者の受け入れを積極的に進めてきたカナダ政府も、この世界的不況においては自国民の保護に動きつつある(雇用の脅威となり得る外国人労働者の審査を厳格化)ということなのでしょうが…心臓に悪いにも程がある!!!(泣)