SAB meeting

今週始め、Scientific Advisory Board Meetingが開催されました。一年に一度、外部審査員に対してプロジェクトの進行具合を報告し、今後一年間の到達目標を話し合う大事な会議です。
普通は下っ端の研究員などお呼びでないのですが、ボスたちの計らいにより、前日に研究員がプレミーティングを行い、具体的な実験成果と問題点を話し合う機会が設けられました。
普段はカナダ全国で別々に仕事をしている仲間たちが一同に会することで、プロジェクトの全体像を把握し、刺激し合い、お互いの連携を密にすることができたので、ボスたちの思惑は大当たりだったと思います。
個人的にも、ワークショップや学会で知り合ったポスドク仲間と再会でき、とても楽しい時間を過ごすことができました☆
でも、それ以上に収穫だったのは本番の会議を傍聴できたこと。
ボスたちがプロジェクトをどう組み立てて、遂行していくのか、我々が上げた実験データをどのように処理してまとめて発表するのか。そして、その発表に対して外部審査員が何を問い、どうアドバイスするのか。
普段聞き慣れた学生やポスドクの研究発表とは違う、広く高い視点で交わされる議論を、前日の予習付きで聞けるという絶好の機会に、震えるくらい感動しました。
仲間という財産。PI(Principal Investigator;研究室の運営者)の視点という財産。
得難い素晴らしい財産を一気に手に入れて、ogojoneはまた一回り成長できたかな。