orders

二月上旬。
日本の研究室では機器が壊れたり、試薬が切れまくったり、修論ミラクルが起きたりする時期ですね。
同様の現象が、ここカナダでも起こっています(怒)


1月末。プラスミド抽出キットの残りが少なくなったので、「注文リスト」に記入。数日後、まとめて発注。(当研究室での注文は、ラボ→ボス承認→学部 Science Store→メーカ―。だいたい一週間単位。)
2月初め。新しい実験に必要な試薬類とSDS-PAGE用のアクリルアミドを注文してもらう。(30%アクリルアミドストックが無くなってからとか…作った時点で次注文せい!!)
数日後、PCRチューブが無くなったことに気付き、発注。(注文する前に空箱捨てるな!!)
この時点で、大半の分子生物学実験と酵素化学実験はできません。

トドメは超珍しいボスからの実験催促。「プラスミド抽出キットが無いことには先に進めませ〜ん!!」でも、注文して10日以上経つのにまだ届かないなんておかしいね???
翌日、ボスが1月末の分を注文し忘れていたことが判明!! (ogojoneの怒りmax!!!!催促しておいて〜〜〜!?)
二日後、到着。
このキットを待つ間、リン酸一水素ナトリウムも切らしていることが分かり、発注。(だから、空箱捨てる前にどうして次の注文しないの!!??)
本日、Taq polymeraseも無くなりました。コレなしでどうしろと!!!???


カナダでは、「無くなっちゃった〜」「注文しなきゃね〜」「いつ届くかなぁ〜」が普通なのかも知れません。厳しい寒さの中、思考力・判断力が鈍るのも仕方ありません(室内は20℃越えてますけど)。
それでも、「忙しくて手が回らないなら、秘書もしくはテクニシャンを雇ってください!!」「試薬が切れる前に、配達期間考えて頼みなさいよ!!」と怒りを抑えられない、相変わらずのお局ogojoneなのでした。