VIA

日曜午後、カナダの国鉄VIAの脱線事故 (乗員3名死亡、負傷者多数) が起こりました。
事故のあった列車はナイアガラとトロントを結ぶ路線だったため、地元のニュースはこの話題で持ちきり。お決まりの国営・公務員批判から線路・列車の老朽化を指摘する声まで、様々な意見が噴出していました。(事実、旅客・貨物を問わず脱線事故は毎年のように起きているらしい。気候変化の大きさのせいもあるのだろうけど。)
日本の電車は「安全、正確、格安」な公共交通機関の代表格ですが、カナダの鉄道は「大英帝国時代の贅沢品」の雰囲気のまま。
ogojoneは渡加直後、ナイアガラ−トロント路線が一日二便(早朝&深夜)しかないのに面食らいましたし、ラボメイトが「今年は奮発して電車で実家に帰るんだ!!」ってオタワ行きのチケットを見せてくれた時はリアクションに困ってしまいました(苦笑)(所要時間は車と同じ、料金は安くは無い。新幹線のグリーン車取ったぜ!!とか、今回は飛行機だぜ!!な感覚??)
国土の広大なカナダのこと、鉄道を引くにも維持するにも経費が嵩むのは当然。事故のあった列車も乗客75名という発表だったので、国営というバックの強さとブランド力(?)で辛うじて運営してるのかなぁなどと考えてしまいますが、「大陸横断鉄道」なんて鉄道ファンでなくても聞いただけでワクワクしてしまうのもまた真理。
事故のニュースに不謹慎ながらも「リタイアしたらhubbyと一緒にバンクーバー〜バンフ〜モントリオールを電車で旅してみたいな」と夢を膨らませるogojoneでした☆